2024年7月25日放映の「めざまし8」で、フレイルが紹介されました。
フレイルどうチェックする?予防法も紹介!
フレイルとは、加齢により心身の機能が低下し、健康と要介護の中間段階にある状態を指します。
高齢者だけでなく若い世代にも起こりうる問題で、運動不足や社会参加の減少が主な原因とされています。
フレイルのチェック方法をまとめると以下のようになります。
歩き方をチェック
- 歩幅が小さい
- 足の上がりが弱い
- すり足になっている
- 歩行スピードが遅い
- 体の左右のふらつきが大きい
- 腕の振りが小さい
特に骨盤周りの左右への揺れが大きいと、フレイルの予備軍の可能性があります。
毎日歩いているアナウンサーも、動画でチェックすると左右の揺れがあり予備軍と診断されました。44歳なのに…。
筋力や体重の変化に注意
- 握力が低下していないか
- 体重が減少していないか
筋力の低下や体重減少は、フレイルのサインかもしれません。
食事や活動量をチェック
- 食事量が減っていないか
- 外出や人との交流が減っていないか
食欲不振や活動量の低下もフレイルにつながります。
基本的なチェックリスト
1. 体重減少(6ヶ月で2〜3kg以上)
2. 筋力の低下(握力の低下)
3. 疲れやすい
4. 歩く速度が遅くなった
5. 身体活動量の低下
上記の項目が1〜2個該当する場合は「プレフレイル」、3項目以上該当する場合は「フレイル」と判定されます。
定期的にセルフチェックを行い、該当項目があれば早めの対策を心がけましょう。
適度な運動と栄養バランスの取れた食事、社会参加を心がけることがフレイル予防につながります。
「膝伸ばし運動」で自宅でも簡単にできるトレーニング
自宅でも簡単にできるトレーニングの一つに、膝伸ばし運動があります。
まず、椅子に座って足を90度に曲げます。手は胸の前でクロスしてもよいでしょう。
片方ずつ足をまっすぐ伸ばしていきます。これを15秒キープしますが、きつい人は5秒でも大丈夫です。右が終わったら今度は左、これを15秒、きつい人は5秒キープします。
左右1回ずつをワンセットと考えて、1日3セット行うだけでも膝周りの筋力アップにつながります。
全国を歩き回ってロケをしている吉さんですが、筋力はあるものの、歩き方がちょっとおかしいとのこと。
最近は暑さで外出機会が減り、フレイルやプレフレイルになってしまう高齢者の方が多いですよね。そういう方への対策としては、
1つは食生活。バランスの良い食事、特にタンパク質と野菜をしっかり摂ること。
もう1つは人との関わりを持つこと。家の中に引きこもってしまうと運動習慣がなくなるので、お友達やご家族とよく連絡を取り、外出する機会をしっかり維持することが重要です。
暑い日は避けて、早朝もしくは夕方以降に外出の機会を設けるのがおすすめですね。
まとめ
フレイルを予防するためには、バランスの取れた食事と適度な運動習慣が欠かせません。特に、たんぱく質を意識的に摂取し、筋力維持に努めることが重要です。
また、家族や友人との交流を積極的に持ち、社会とのつながりを保つことも大切です。
暑さを避け、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。
椅子に座って行う簡単な運動でも、継続することで効果が期待できます。
フレイル予防には、規則正しい生活リズムと栄養バランスの取れた食事、そして人との関わりを大切にする健康的なライフスタイルが何より重要なのです。
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