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【every.】スマホ脳疲労の改善法を紹介!脳神経科医師の内野勝行・奥村歩先生の方法

スマホ脳疲労の男性 ヘルス&ビューティー

2024年6月19日放送のevery.でスマホ脳疲労の改善法について紹介されました!

教えてくれたのは脳神経科医師の内野勝行・奥村歩先生です。

スマホ脳疲労に注意!

スマホ脳疲労になる理由

葛飾区金町駅前の脳神経内科では、最近、物忘れを訴える若い患者さんが増えているそうです。大野さんという34歳の男性は、仕事中に頭がボーっとしたり、午後になると物事がうまく思い出せなくなったりと、半年ほど前から物忘れが増えて仕事に支障が出ているとのことでした。

院長の内野勝行氏によると、その男性は深夜1時くらいまでスマホで動画を見たりしていたそうです。テレワークで家にいる時間が長いことも、スマホの使い過ぎに繋がっているのかもしれません。

実は、スマホの使いすぎが脳に大きな影響を与えているのではないかと指摘されています。
岐阜県岐南町にある奥村メモリークリニックの奥村歩医師は、脳神経外科の専門医です。奥村医師によると、スマホの使いすぎによる脳疲労の特徴は、脳の前頭葉の機能が低下すること。

スマホ脳疲労の患者さんの脳を調べると、記憶や思考を処理する前頭葉で活動低下を示す青色が多く見られ、認知症に近い状態だと言います。

実際に、スマホ脳疲労と指摘された女性のカルテには、物忘れが激しく集中力がない、昨日何をしたか覚えていないなどと書かれていました。その女性は一日中スマホを手放さず見ていて、メールの通知を聞くと息苦しさを感じるようになっていたそうです。

スマホ脳疲労を放置しておくと、うつ病になってしまう可能性もあります。特に若い方に非常に増えています。

スマホ脳疲労を改善するためには、スマホの使い方を見直すことが大切です。例えば、食事をしながらスマホを見る「ながらスマホ」や、ぼーっと何となくスマホを見ている「ダラダラスマホ」は避けましょう。そうすることで、膨大な情報が無意識に脳に入ってくるのを防げます。また、夜にスマホを見過ぎると、脳の疲労が残ってしまい、熟睡できなくなってしまいます。

ながらスマホにより無意識に多くの情報が脳に入ってしまい、脳がフル回転し続けることで、寝ている間も深い睡眠が取りにくくなるのがスマホ脳疲労の特徴なのです。

でも安心してください。スマホ脳疲労は、一時的に脳が疲れて認知症そっくりの症状が出ているだけなので、生活を改善したりスマホの使い方を見直したりして、よく眠れる生活をすれば、脳の疲労は回復することができます。

スマホ脳疲労予防のための3箇条

スマホと上手に付き合うための3つのポイントをお伝えしますね。

1つ目は、スマホを使う時は、スマホだけに集中することです。ながらスマホやダラダラスマホを避けて、スマホに集中する時間を決めましょう。

2つ目は、寝る前にはスマホを使わないことです。寝る直前までスマホを見ていると、脳が興奮状態のまま寝ることになり、熟睡できなくなってしまいます。

3つ目は、五感を積極的に刺激することです。スマホを使った後は、音楽を聴いたり、美味しいものを味わったりするなど、他の感覚への刺激を与えることが大切です。

スマホ脳疲労と指摘された女性の場合、これらのポイントを意識して生活を改善したところ、症状は1ヶ月ほどで回復に向かったそうです。

スマホ脳疲労予防の改善法・ガンマ波とオメガ3脂肪酸

大野さんは、テレワークをしていて五感への刺激がうまくいかないと感じていたそうです。そこで、ある音とある味を生活に取り入れるようアドバイスを受けました。

東京では、脳に良い体験会が開かれているそうです。そこでは、ガンマサウンドという1秒間に40回振動する音を使っているそうです。この音を聞くことで、脳に溜まるアミロイドβ(アミロイドベータ)というタンパク質を減らしやすくなるそうです。アミロイドβは、認知症の原因になるタンパク質で、30代から蓄積していくそうです。

味覚を刺激するためには、抗酸化成分が多いトマトや野菜を使い、さらに植物性の亜麻仁油をかけます。ポイントは、亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸という成分。オメガ3脂肪酸は、血流を上げるので、頭の中の酸素が回りやすくなり、血流の流れが良くなるそうです。その結果、認知症やうつのリスクも減るそうですよ。

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大野さんは、こうした音や味の刺激を生活に取り入れることにしました。3週間後、物忘れが改善してきたと言っていました。スマホの使用時間を決めたり、夜に不必要に使わない習慣をつけたりしたそうです。かなり改善されてきたようで、趣味のサイクリングも復活しました。

仕事の合間には、ガンマサウンドが聞こえるアプリを使って、脳を刺激しているそうです。前向きに受け止められるようになったという気持ちが湧いてきたそうです。五感を使って味も匂いも楽しむようになり、オメガ3脂肪酸を多く含む亜麻仁油を味噌汁や納豆に入れて、その味を楽しんでいるそうです。

スマホと上手に付き合い、五感を積極的に刺激して楽しむことで、早期にスマホ脳疲労が改善されたそうです。大野さんは、スマホを見ながら食事をすることはすごく無駄だと感じ、食事を楽しむことと健康の恩恵を受けられることの大切さを実感しているとのこと。

まとめ

スマホ脳疲労についてまとめました!

スマホの使いすぎによる脳疲労が問題になっています。スマホを長時間使用することで、脳の前頭葉の機能が低下し、物忘れや集中力の低下などの症状が現れます。特に若い世代で増加傾向にあり、放置するとうつ病にもつながる可能性があります。

スマホ脳疲労を防ぐためには、スマホの使い方を見直すことが大切です。ながらスマホやダラダラスマホを避け、寝る前のスマホ使用を控えることが効果的です。また、五感を刺激することも重要で、スマホ以外の活動で音楽を聴いたり美味しいものを味わったりすることが推奨されます。

東京では、脳に良い体験会が開催されており、ガンマサウンドという特殊な音を聴くことで、認知症の原因となるアミロイドβタンパク質を減らす効果が期待できます。また、抗酸化成分が豊富な食材やオメガ3脂肪酸を含む亜麻仁油を取り入れることで、脳の血流を改善し、認知症やうつのリスクを下げることができます。

テレワークで五感刺激が不足しがちだった大野さんは、これらの方法を取り入れることで、物忘れの改善や気分の向上を実感しました。スマホと上手に付き合い、脳の健康を意識することが、スマホ脳疲労の予防と改善につながります。医師たちは、スマホの使い方を見直し、脳疲労をためないようにすることを推奨しています。

私達も気をつけてスマホと付き合っていきたいですね。

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