2024年9月15日放送のがっちりマンデーで、ソニーのにおい提示装置が紹介されます。
ソニーのにおい提示装置
におい提示装置とは?
におい提示装置は、ソニーが開発した嗅覚を簡単に測定できる機器です。
高い密閉性があり、強いにおいも外部に漏らさず封じ込めることができます。香りの増強ができるほか、装置内に残ったにおいをすぐ除去できるのが特長です。
五感の中で、匂いについては研究が後回しにされていた側面があったとのこと。
確かに言われてみればそうですね。
匂いを数値化するのは視力や聴力よりも何倍も手間がかかりそうです。しかも部屋の中に匂いが残ってしまったら全く検査になりませんし…。
におい提示装置の使い方
におい提示装置は、においのもととなる「嗅素」を手軽に制御できる「テンソルバルブ」という仕組みを搭載しています。
装置に40種類の嗅素を含むカートリッジをセットし、タブレットアプリでにおいを選択するだけで、次々と異なる香りを放出させることができます。
におい提示装置はどこで買えるか
におい提示装置は2023年春に企業や研究機関向けに発売される予定です。
当面は医療機器ではなく研究用途として売り出され、ソニーの市場推定価格は230万円前後とのことです。
におい提示装置の良い・悪い口コミ
におい提示装置はまだ発売前の製品ですが、医療関係者からは期待の声が上がっています。
認知症やパーキンソン病で発症前から嗅覚低下が見られる傾向があり、嗅覚を正しく測定できれば脳の機能低下の早期発見につながる可能性があるためです。
一方で、230万円前後という価格設定から、一般への普及にはまだ時間がかかりそうです。
まとめ
ソニーのにおい提示装置は、嗅覚測定を手軽に行えるポテンシャルを秘めた画期的な製品です。
医療現場での活用はもちろん、将来的にはエンターテインメント領域での新体験創出にも期待が持てそうです。
健康診断などで気軽に嗅覚チェックができる日が来るのも遠くないかもしれません。
においで世界に新たな価値を提供するソニーの挑戦から目が離せません!
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