9月15日放送の健康カプセル!ゲンキの時間でスロトレのやり方ついて紹介されます!
教えてくれたのは、北里大学北里研究所病院院長補佐、糖尿病センターセンター長で医学博士の山田悟先生です。
糖質疲労対策にストロレ!
スロトレの効果の理由
スロトレの効果の理由は、ゆっくりとした動作で筋肉の緊張を維持することにあります。
スロトレでは、筋肉に力を入れた状態を保ちながら動作を行うため、筋肉内の血流が制限されます。
この血流制限により、筋肉内が低酸素状態となり、乳酸などの代謝物が蓄積します。その結果、成長ホルモンの分泌や筋タンパク質の合成が促進され、筋肥大や筋力増強の効果が得られるのです。
また、スロトレは低負荷でも効果が期待できるため、関節への負担が少なく、安全に行えるというメリットもあります。
スロトレのやり方
スロトレのやり方は、ゆっくりと動作を行うのがポイントです。速く動かすのではなく、筋肉に意識を集中させながら、ゆっくりと動かすことで効果が得られます。
スロトレの具体的な動作例をいくつかご紹介します。
スクワット
1. 足を肩幅に開き、つま先を少し外側に向けて立ちます。
2. 4秒かけてゆっくりと腰を落とし、太ももが床と平行になるまでしゃがみます。
3. 4秒かけてゆっくりと腰を上げ、元の位置に戻ります。
4. 膝は完全に伸ばしきらず、常に筋肉に力を入れた状態を保ちます。
5. これを5~8回繰り返します。
壁を使った体幹トレーニング
1. 壁に右手を突き、背筋を伸ばして立ちます。
2. 息を吐きながら、左ももを床と平行になるまでゆっくりと4秒かけて上げます。
3. 息を吸いながら4秒かけて後ろに蹴り、息を吐きながら4秒かけて元の位置に戻します。
4. きついと感じる回数を1~3セット繰り返し、反対側も同様に行います。
アームレッグレイズ
1. イスの背に手をかけ、背筋を伸ばしてまっすぐ立ちます。
2. 片手片足をゆっくりと4秒かけて上げながら、体を倒します。
3. 4秒かけてゆっくりと上体と足を元の位置に戻します。
4. 左右各5回を3セット行います。
ポイントは、筋肉の緊張を維持したまま、なめらかにゆっくりと動作することです。例えば物を上げ下げする動作の場合、持ち上げるのに4秒、下ろすのに4秒かけるようなイメージです。
このようにゆっくりとした動作を意識し、筋肉に負荷をかけ続けることで、低負荷でも効果的に筋力アップを目指すことができます。
スロトレ専用のアプリ
スロトレ専用のアプリもあり、自宅でも手軽に取り組むことができます。
アプリには、動画での解説もあるので、正しいフォームをマスターしやすいのが特徴です。
まとめ
糖質の取りすぎによる疲労は、現代人に多く見られる症状の一つです。
スロトレを取り入れることで、筋力アップとともに代謝も上がるので、糖質疲労の改善にも役立ちます。
正しいやり方を覚えて、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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