2024年9月25日放送の林修の今知りたいでしょ!で紹介された秋の最強朝メシbest15はこちら↓
2024年6月26日放送の林修の今知りたいでしょ!で医師が選ぶ最強朝メシについて紹介されました!
教えてくださったのは、医師の鎌田實先生と小田裕昭先生です。
医師が選ぶ最強朝メシ
医師が選ぶ最強朝メシ・朝ご飯が大切な理由
鎌田實先生と小田裕昭先生は、健康的な朝ごはんの大切さを訴えています。
鎌田先生は、朝ごはんに味噌汁を取り入れることを勧めています。味噌汁に含まれる大豆イソフラボンには、がんを予防する効果があるそうです。また、味噌汁の具材として、野菜や海藻を使うことで、ビタミンやミネラルも摂取できるそうです。
一方、小田先生は、朝ごはんを抜くと体重が増えやすくなり、生活習慣病のリスクが高まると警告しています。朝ごはんを食べないと、体内時計のリズムが乱れ、肝臓での脂質代謝などに悪影響を及ぼすそうです。
脳は光によって目が冷めますが、首から下は食事によって体が目覚めます。朝食を食べなければ体温も上がらず、体が目覚めることはありません。
お二人とも、朝ごはんには、ごはん、味噌汁、野菜、たんぱく質源となる魚や肉、卵などをバランスよく取り入れることが大切だと言っています。
また、朝ごはんをしっかり食べることで、午前中の集中力や記憶力がアップし、学校の成績も良くなる可能性があるそうです。
朝ごはんを毎日きちんと食べて、健康な生活を送ることが大切だというのが、お二人の先生の提唱するポイントのようですね。
医師が選ぶ最強朝メシ・元気で100歳まで生きている人の特徴
100歳まで元気に生きている人々の朝食には、いくつかの共通点があるようです。
日本最高齢のバスケットボールプレイヤーは、99歳と6ヶ月。奥様も95歳です。朝ベジサラダを摂っています。最初に野菜から食べます。ブロッコリーやトマトが入っています。
ピアノを引く100歳の女性。日課にしているのが太ももの筋肉アップのステップマシンや畑仕事。なんと、10時間睡眠を取っています。
足取りの軽い女性は、101歳。自分の手でじゃんけんができるほど頭もはっきりしています。記憶力も抜群。現役最高齢の曲師です。
コスタリカのニコヤ半島では、ガジョ・ピント(豆とご飯の炒め物)に卵やトルティーヤ、パパイヤやバナナなどの果物を添えた朝食が一般的です。豆とご飯の組み合わせは良質なタンパク質と食物繊維が豊富です。
日本の沖縄では、紫芋とウコンを使ったパンや味噌汁、発酵食品の納豆などを朝食に食べます。納豆は腸内環境を整え、炎症を抑える効果があります。
イタリアのサルデーニャ島では、ヤギのミルクから作ったヨーグルトのジョッドゥと、ハチミツを添えた全粒粉パンが朝食の定番です。ヤギのミルクには健康的な脂肪酸が豊富に含まれています。
ギリシャのイカリア島の人々は、オリーブオイルを塗ったサワードウパンと卵や、ハチミツとナッツ、果物を添えたヒツジのミルクのヨーグルトを好んで食べます。ただし、断食のために朝食を抜く人も多いそうです。
アメリカのロマリンダでは、ナッツやデーツ、豆乳を加えてじっくり炊いたオートミールに、プルーンジュースを添えるのが一般的な朝食です。
これらの地域に共通しているのは、加工食品ではなく豆類や全粒穀物、発酵食品など、自然の食材を使った朝食を食べていることです。また、1日の中で最も多くのカロリーを朝食で摂取する「朝食を王様のように、昼食を王子のように、夕食を乞食のように」というルールに従っている人が多いようです。
健康長寿の秘訣は、このような栄養バランスの取れた朝食にあるのかもしれませんね。私たち日本人も、和食の良さを見直してみるのもいいかもしれません。
医師が選ぶ最強朝メシ・朝食ランキングベスト10
長野県を長寿県に導いた鎌田先生と医師52人が選んだ、日本人におすすめの朝食ランキングベスト10の1位は卵でした!
2位は納豆、3位はバナナ、4位はヨーグルト、牛乳は、6位は味噌、7位は鮭、8位はトマト、9位玄米、10位はコーヒーという結果になりました。
卵のすごいポイントは、朝欠乏しているタンパク質を補うところです。
納豆は、大豆を発酵させた日本の伝統食品です。納豆に含まれる酵素であるナットウキナーゼには、血液をサラサラにする効果があります。また、たんぱく質、食物繊維、ビタミンK、ビタミンB2なども豊富に含まれており、骨を丈夫にしたり、便秘を予防したりする効果も期待できます。ただ、ビタミンCがないため薬味を加えると最強の食材になります!
ヨーグルトと野菜を一緒に食べると、栄養素の吸収率が上昇します。乳酸菌がつくる成分が関係していると考えられています。えごま油なども同様の効果があります。
100歳の女性が朝ご飯に食べているのは、バナナと牛乳です。それぞれに含まれるトリプトファンは、メラトニンの分泌を促し睡眠に良い影響を及ぼします。
バナナの中に含まれるBCAAを食べることにより、必須アミノ酸が代謝を良くして血糖値が上がりにくくなります。
味噌汁に含まれる大豆イソフラボンには、がんを予防する効果があるそうです。具材の野菜や海藻からは、ビタミンやミネラルも摂取できます。また、発酵という過程を経て乳酸菌がたくさん入っています。やる気スイッチも入り、メンタルが安定します。
長野では、具だくさん味噌汁にすることで自然と減塩にしています。6種類以上入れるお家もありました。また、高野豆腐などのタンパク質を入れると虚弱体質も治るそう。
鎌田先生は、味噌玉を提案しています。1週間分の野菜、タンパク質、サバ缶などと味噌を入れて冷凍。自分流インスタント味噌汁になりますよ。
トマトに含まれるリコピンには、紫外線を防ぐ役割があります。トマトジュースを朝に飲むと、リコピンの肌への吸収率が一番高いです。ミニトマトでも大丈夫。
ベジチェックという、カゴメが開発した手のひらをセンサーにあてて約30病で推定野菜摂取量を測定できる機器があり、郷ひろみさんは野菜を取っていると思っていたのに4.7。まだ野菜不足でした。鎌田先生は10.5。さすがです。全国でベジチェックができる店舗はこちら。
玄米の方が良いですが、白米を食べると血糖値が上昇してしまうのではないかと心配すると思いますが、血糖値を上げにくいオクラ、納豆などねばねばしたものを一緒に食べると血糖値が上げにくくなります。
これらの食材は、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく含んでいます。また、トマトやほうれん草などの野菜は、抗酸化作用のあるリコピンやルテインが豊富です。
バナナやキノコ類、海藻類には、食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。
医師が選んだこれらの食材を朝食に取り入れることで、1日を健康的に過ごすための土台作りができそうですね。ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
朝食は1日の始まりを健康的に過ごすための大切な食事です。医師が選ぶ朝食ランキングでは、納豆、味噌汁、ヨーグルト、トマト、卵などがトップ10に選ばれました。これらの食材には、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれています。
また、100歳まで元気に暮らす人々の朝食には、豆類やご飯、発酵食品、野菜などが取り入れられています。朝食を選ぶポイントは、主食、主菜、副菜のバランスを考え、栄養三色(黄・赤・緑)を意識することです。
忙しい朝でも、オートミールやトースト、スムージーなど手軽に準備できる朝食メニューを選ぶことで、健康的な1日をスタートさせることができます。家族みんなで楽しめる朝食を食べて、元気に充実した毎日を過ごしましょう!
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