2024年6月23日放送の所さんの目がテン!でフルーツ飴の作り方について紹介されました!
教えてくれたのはパティシエの辻口博啓さんです。
数々のコンクールで賞を取ったパティシエのスペシャリストです!
フルーツ飴の作り方
フルーツ飴の材料
用意する材料は
- 水 300ml
- グラニュー糖 1kg
- フルーツ 適量
たった3つだけです!水は砂糖の30%を用意します。
ただし、フルーツによって飴との相性の良し悪しがあるそうです。
基本的に、フルーツはカットして水が出てくるものはNGです。飴は水分が大敵で、果物の水分でも飴が溶けてしまいます。桃やキウイは向きません。皮ごと食べる果物を選びましょう。
フルーツ飴の作り方
レシピの手順は以下の通りです。
1. 一番最初に砂糖を入れてはいけません。加熱する時に砂糖をお酒に入れると焦げる可能性があるので、必ず水から先に入れてください。水を入れてから砂糖を加えます。
2. 鍋に火をかけます。火は中火でじっくりです。飴をじっくり炊いていきます。
3. そしてもう一つ重要なポイントは温度を守ること。砂糖は温度によってシロップ、フォンダン、キャラメル、ドロップ、カラメルソースと様々な料理に使われます。フルーツ飴で目指す温度は158度です。
4. ちゃんと温度は測ってください。ポイントは158度になったところで加熱を止めるのが最大のポイントです。それより低いと飴がねちゃっとなり、それより加熱しすぎると分厚く硬い飴になってしまいます。
5. 200°Cまで計れる温度計で慎重に飴の温度をチェックします。この時、かき混ぜてはいけません。かき混ぜると砂糖が結晶化してザラザラになってしまいます。158度になるまでじっと我慢してください。
6. 飴の温度が上がるのを待つ間に、フルーツの仕込みをしましょう。みかんは房にして、イチゴはヘタを取って串に刺します。
7. 鍋に串を入れ、鍋の端でトントントンと飴の余計な分を落とし、クッキングシートに置いていきます。少し温度が下がっても性質は変わりませんが、下がりすぎると固まってしまうので、フルーツは素早くつけてください。また、薄くつけるのがコツです。
8. 出来上がったものはクッキングシートの上で冷まします。並べて冷まします。飴は冷やすとすぐ固まります。温度がちゃんとしていると、つやつや綺麗に出来上がります。
9. 飴の薄さはちょうどよくカリッとして美味しいです。これをそのまま出しても良いですが、さらに友達を呼んだ時に驚かせるため用意するのは花瓶と季節のお花です。お好みで花を生けて、ここにさらにフルーツ飴を飾っていきます。一気にまた華やかになりました。
10. この後、余った飴はさらに加熱してカラメルソースにして冷凍しておくと、プリンを作る時にカラメルが作れて便利です。
まとめ
フルーツ飴の作り方についてまとめました!
お祭りの屋台で見かけるカラフルなフルーツ飴。実は自宅でも簡単に作れるんです!いちごやりんご、ぶどうなどお好みのフルーツを用意して、グラニュー糖と水で作った飴にくぐらせるだけ。
コツは飴を混ぜずに煮詰めること。パリパリの飴の中からジュワッと果汁が溢れ出す感覚は格別です。失敗しないポイントを押さえれば、きれいなツヤツヤのフルーツ飴が完成します。
自分好みの組み合わせで、オリジナルのフルーツ飴を作ってみませんか?夏休みの自由研究にもおすすめですよ。
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