2024年7月30日放送のあさイチ!「ツイQ楽ワザ」で、「もうイラっとしない!夏の家族旅行マニュアル」が紹介されました。
夏休みシーズンになると、家族旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
でも、せっかくの旅行なのに、予想外のトラブルでイライラしてしまった経験はありませんか?
渋滞を早く抜けられる選ぶべき車線を教えてくれたのは、東京大学の西成さんです。
渋滞を早く抜けられる選ぶべき車線とは?
3車線の渋滞回避は「左車線」が基本
渋滞に巻き込まれた時、一番早く進める車線は、車線変更ばかりしていると、かえって渋滞が広がってしまうんです。
東京大学の西成さんによると、車線変更をすると、その車線の車にブレーキを踏ませてしまうそうです。
そうすると、後ろの車もブレーキを踏むことになり、連鎖が続いて渋滞がひどくなるんだとか。ですから、車線変更は控えめにするのが賢明ですね。
研究で、渋滞時に一番早く進む車線が分かっているんです。答えは、左の車線だったそうです。
3車線の渋滞の時は、みんな渋滞を抜けたいと思うあまり、追い越し車線に車が集中してしまうんです。
西成さんが数箇所の高速道路で調査したところ、渋滞時には4割の車が追い越し車線に集まっていたそうです。
一方、左の車線は車が少なければ、車間距離が開いて走りやすく、スピードも出せるんだとか。
時速10キロぐらい速くなることもあるそうですよ。西成さんの調査では、渋滞時の平均速度は、右車線が16.3キロ、真ん中が20.6km、左の車線は時速25.6kmでした。かなり違いますよね。
この情報を知った人が、みんな左車線に集中しないことを願うばかりです。
ただ、左車線でも、インターチェンジに近づくと、スピードが遅くなることもあるそうです。
でも、渋滞が10キロ以上続く場合は、やはり左車線が有利なんだとか。
2車線の渋滞回避は「どちらの車線でもいい」
2車線の場合はどちらが早いか、分かりますか?
こちらも調査してみたところ、左車線も右車線も平均時速は22キロで、差がないそうです。
理由は、車線の選択肢が2つしかないので、2車線を行ったり来たりするよりは、車線変更しない方が多いからなんですって。
3車線だと、選択肢が多いから迷ってしまうんですよね。
サービスエリアの駐車場で空きやすい場所はどのブロック?
サービスエリアの駐車場では、空きやすい場所もあるんですよ。
子供に「おしっこ漏れちゃう‼️」と言われながら、とにかく駐車スペースを見つけようとして焦った経験、ありませんか?私はあります。
サービスエリアの駐車場は一方通行なので、入ったルートに空きがないと、高速道路に戻るしかないんです。
でも、一番回転率のいいブロックがあるんですよ。
サービスエリアに一番近い方?真ん中?それとも、一番サービスエリアから遠いところ?
自動車ジャーナリストの加藤久美子さんが教えてくれました。
正解は、建物から遠いブロックは長時間駐車が多いから、回転率が悪いんだそうです。そのため、真ん中のブロックを利用するのが一番回転率が良いんですって。
ブロックごとに5分間で何台出ていくのか調べてみたところ、建物に近いブロックは6台、真ん中は13台、遠いブロックは8台という結果になったそうです。
どこも空いていなかったら、真ん中のブロックを狙ってみるのがいいかもしれませんね。
最近では、サービスエリアのブロックごとの空き状況も分かるので、それを参考にしてみるのもいいですよ。
高速道路の新名所・サービスエリア
東名高速道路の足柄サービスエリア(EXPASA足柄 下り :名古屋方面)に行ってみました。
最近は、サービスエリアに遊びに行く時代なんですね。富士山が見える展望台に行ってみたら、足柄サービスエリアからは大きな富士山が見えました。
サービスエリアにはドクターフィッシュの足湯もあるんですよ。足湯エリアがあるので、運転の疲れが取れそうです。
新東名高速道路には、富士川サービスエリアというところがあります。(EXPASA富士川 上り :東京方面)
何がすごいかというと、高さ60mの大観覧車があって、駿河湾が一望できるんです。全面360度シースルーの観覧車もあるんですよ。700円で乗れて、料金は変わりません。
北陸自動車道の福井県にある南条サービスエリアでは、全長10m、高さ6mの恐竜に会えるんです。首が動くんです!
この恐竜、頭にセンサーがついていて、首を下げてくれるんです。備え付けの疑似餌をあげることもできて、鳴き声とともに鼻息も吹きかけてくれるんですって。
最後は、伊勢湾岸自動車道にある刈谷ハイウェイオアシスです。こちらには天然温泉の露天風呂やメリーゴーラウンドがあって、大人から子供まで遊べる都市公園になっているんです。ゴーカートや汽車もあるそうで、テーマパークで長居してしまいそうですね。
またお手洗いやパウダーコーナーもとてもきれいになっていて、ホテルのお手洗いのようだそうです。
女性用のパウダールームもあって、無料で使えるんですよ。お手洗いやテーブル、洗面所などもあり、本当に豪華なんだとか。
まとめ
確かに、高速道路での渋滞は避けられない問題ですが、ほかにもいくつかの工夫をすることで緩和できるかもしれません。例えば、
- 渋滞が予想される時間帯をずらして運転する。
- 渋滞情報をリアルタイムでチェックし、迂回ルートを検討する。
- 長距離移動の際は、適度な休憩を取る。サービスエリアで仮眠をとるのも効果的。
- ラジオ等で最新の交通情報をこまめにチェックする。
無理のない走行計画を立て、渋滞・混雑には十分な時間的余裕を持つことが大切です。
安全運転を心がけ、一人一人が交通安全について配慮し理解を深めることが、事故のない「おもいやり・ゆずり合い」の交通社会の実現につながると思います。
お互いが思いやりを持って通行することが大切ですね。
ストレスフリーな旅行になるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
思い出に残る素敵な家族旅行になりますように!
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