カズレーザーと学ぶ【まつ毛ダニ（デモデックス）のセルフチェック法は？治し方も紹介！】

2024年8月20日のカズレーザーと学ぶで、まつ毛ダニ（デモデックス）が紹介されました。

まつ毛ダニ（デモデックス）とは

まつ毛ダニ（デモデックス）は、正式名称を「ニキビダニ」や学名「Demodex」とも呼ばれ、人を含む哺乳類の皮膚に寄生するダニの一種です。

特にまつ毛の毛根部や毛包の周辺に生息し、肉眼では見えないほど小さいですが、顕微鏡で観察すると容易に見つかります。

大体、顔に200万個ほど生息してます。常在菌の一つです。普段は毛根に生息し、毛根から出てきた皮脂を食べてくれる役割があります。

デモデックスは、普段はいい菌なんです！！！でも、皮脂が過剰に増えてしまうとデモデックスも増えてしまいかゆみなどを生じさせてしまいます。

日本人の5人に1人の割合でまつ毛ダニが過剰に存在しているという報告もあり、まつ毛の根元に落屑（フケ）がある人はデモデックスがいる可能性が高いと言われています。

以下のような人は、まつ毛ダニが発生・増殖しやすい傾向にあります。

目元を飾るために頑張ったのに、どうしても清潔なブラシを毎回使えず雑菌がついてしまうことが多いようです。

まつ毛ダニ（デモデックス）の存在をセルフチェックする方法は以下の通りです。

まつ毛ダニがいる可能性が高い症状として、以下のようなものがあります。

これらの症状が見られる場合、まつ毛ダニの可能性を疑ってみましょう。ただし、これらの症状は他の原因でも起こり得るので、必ずしもまつ毛ダニがいるとは限りません。

最も確実なのは、眼科医院でまつ毛を数本抜いてもらい、顕微鏡で調べる方法です。自己判断は避け、気になる症状がある場合は眼科を受診しましょう。

まつ毛ダニは肉眼では見えないため、セルフチェックには限界があります。症状やリスクファクターに当てはまる場合は、早めに眼科で相談することをおすすめします。

通常、まつ毛ダニは悪さをすることはありませんが、何らかの原因で増殖すると以下のような目のトラブルを引き起こす可能性があります。

まつ毛ダニは一度発生すると簡単には除去できず、ひどい場合は手術で取り除く必要があるケースもあります。

このような症状がある場合は、眼科を受診しましょう。

アレルギー症状に似ているため、花粉症かな？と思っていたらデモデックスが原因のときも。アレルギーを治すためにステロイドを使ってしまうと、抗菌作用を弱めてしまいます。判断を間違ってしまわないように気をつけていきましょう。

眼科でまつ毛ダニの検査を受けることができ、ドライアイやマイボーム腺機能不全の検査も同時に行うことをおすすめします。

最も確実な治療法は、眼科で検査を受けて処方された薬用シャンプーを使用することです。「リッドハイジーン（眼瞼清拭）」という治療法で、1日2回、専用のシャンプーで目元を洗浄します。

症状が改善したら1日1回に減らし、その後も1週間ほど続けます。通常はこれで駆除できますが、ごく稀に手術で患部を切除する場合もあります。

まつ毛ダニは市販の目元専用洗浄料「アイシャンプー」でも駆除可能です。

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ネット通販や一部の薬局・ドラッグストアで購入でき、刺激が少なく目に入っても痛くありません。アイシャンプーのまつ毛ダニ除去効果は科学誌でも発表されています。

タレントの長谷川さんが実際にアイシャンプーを使っている動画が紹介されましたが、全くも目に入っても全く問題なく使えていたそうです。

目やにが多く、デモデックスの繁殖が疑われる場合にはアイシャンプーを日常的に使うと２週間ほどで効果が出てきますよ。

日常的な対策としては、目元を清潔に保つことが重要です。具体的には、

などのケアが効果的とされています。

まつ毛ダニ（デモデックス）は、まつ毛の根元や毛包に生息する微小なダニです。多くの人が保有していますが、通常は無害です。しかし、過剰に増殖すると目のトラブルを引き起こす可能性があります。

予防と対策には、目元の清潔保持が重要です。専用のアイシャンプーでの洗浄、適切なメイク落とし、目元を温めるケアなどが効果的です。

まつ毛ダニは非常に厄介な存在ですが、正しい知識を持ち、適切な対策を行うことで、目の健康を守ることができるでしょう。