平成の勉強法が令和で激変しました。驚きの展開をお届けする「平成がわかれば令和がわかる」平成レトロマーク2受験編です。
平成と令和の受験勉強の違い
勉強環境の変化
平成の勉強スタイルは、机の上に張り紙や教科書、参考書を置くことで自分を追い込んでいました。まさに参考書の山です。
今の勉強法はそんなではありません。現役女子高生ユーチューバーの「ひまひまちゃん」が紹介してくれました。
一旦、全部不要なものは床に置き、蛍光ペンももう使いません。代わりに、目に優しいパステルカラーのペンを使います。令和はタブレット1台で勉強しています。
写真フォルダに科目ごとに教科書やノートを分けて、カメラロールのアプリで普通に勉強します。
参考書やプリントを写真に撮ってペンで隠したいところを上書きします。暗記したら、その部分を消していくのが今では常識です。
教科書と参考書の山からタブレット1台でスリム化を実現しています。
学習ツールの進化
暗記ツールも大きく変わりました。平成時代の赤シートから、令和では付箋マーカーという新しい文具が登場。
覚えたところを剥がせて暗記がはかどり、テープなので取り外しも簡単。リサイクルもできてエコです。平成の受験生には考えられなかったSDGsやサステナビリティにも配慮しています。
学習スタイルの変革
人気講師の授業に受験生が殺到したのが平成でした。カリスマ講師の林修先生の「今でしょ!」が流行語大賞になったほどです。
今は、ネット動画で勉強するのが主流です。東大現役生YouTuberの「OK先生」こと岡崎健太先生の「OK塾」では、10分程度で効率的に勉強できます。
「ビリギャル」作者の坪田先生も「平成は集団塾が良かったが、令和はYouTubeで個人学習」と指摘しています。1.5倍速や2倍速で自分のペースで学習でき、わかっているところは飛ばせます。
受験生の習慣の変化
受験生の姿も変わりました。平成時代は、ドテラを着て親が作った鍋焼きうどんを食べるイメージでしたが、令和の勉強夜食はタピオカです。
合格祈願グッズも進化しています。キットカットは九州で「きっと勝つと」という博多弁の語呂合わせから広まり、今では全国的な合格祈願グッズになりました。
両国の恵光院には、ねずみ小僧の墓があります。受験生やその家族が参拝に来て、墓石をヤスリで削り、その粉をお守りにします。捕まらなかったねずみ小僧のように、試験もすり抜けられるようにという願いが込められています。
縁起のいい駅名の切符として、「勝どき駅」の切符や、銚子電鉄の「本銚子(調子)行き」切符も人気です。
宮城では、タコ(オクトパス)のお守りが人気です。「お守りを置くと試験にパスする」という語呂合わせから、合格祈願グッズとして愛されています。
まとめ
デジタル化とともに学習スタイルは大きく変化しましたが、合格を願う受験生の気持ちは平成も令和も変わりません。
効率的な学習方法と伝統的な合格祈願が融合する、それが令和時代の新しい受験スタイルと言えるでしょう。
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