2025年2月6日放送の林修の今知りたいでしょ!でヒートショック対策のやり方について紹介!
教えてくれたのは心臓血管外科医の榊原直樹先生です。
ヒートショック対策
ヒートショックが起こる理由
- 急激な温度変化による血圧の変動
- お風呂での脱水症状
- 長時間の入浴による体調の変化
ヒートショック体験談
1人目の事例:
いつも通り43度の追い焚きをして、普段よりお風呂に入っている間にスマホをいじっていました。仕事が忙しくて、メールを送ったり企画を考えたりしていた時に仕事に夢中になり、入浴して30分。
そろそろ出ようかと体を起こしたところ、その時激しい立ちくらみが。次の瞬間、気づいたら浴槽の蓋の上で倒れていたんです。呆然とした後、倒れたことに気がついて、だんだんと怖くなったということです。
一体なぜヒートショックになったのか?いつもとは違う感覚があったそうです。喉がすごく乾いたと感じたのだそうです。ヒートショックのサインは喉が乾くということです。スマホを使いながらの長風呂は非常に危険なんです。
2人目の事例:
50歳でヒートショックを経験した方は、大きな病気もしていない私が何でこんなことに、と思ったそうです。2016年、寒さが厳しかった夜に冷えた体を温めようと44℃でお湯を張ったそうです。
入浴して5分経ったら、突然お風呂から立ち上がった瞬間めまいがしたそうです。這うようにして浴室から出て、脱衣所でうずくまってしまい、まずいと思ってお水を飲みました。
原因は、入浴前にお酒を飲んでいたこと。ビールから始まって日本酒2合、お湯割り2杯という状態でした。さらに、お風呂に入っている時に、全身が心臓になったかと思うくらいすごい動悸があったそうです。
ヒートショックのサイン
- 喉の渇きを感じたら要注意
- 胸の動悸も危険信号
- 急激な温度差、リビングは25度、お風呂、トイレは10℃未満。
- 浴槽から出る時は、上半身を先に出して体を慣らしてから
ヒートショックを防ぐやり方
- 入浴前に水分を補給する
- 浴室と脱衣所の温度差をなくす
- 浴槽から出る時は上半身を先に出して、体を慣らしてからゆっくり立つ
まとめ
ヒートショックは交通事故死よりも多い死亡原因となっています。若い人でも注意が必要で、特にお酒を飲んだ後の入浴や、スマホを見ながらの長風呂は危険です。
喉が渇いたり、動悸を感じたら要注意。温度差をなくし、水分補給をしっかりして、安全な入浴を心がけましょう!
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